FPを大学生で取得すればメリット上昇！現役金融マンの目線で解説
あなたはFP（ファイナンシャルプランナー）を大学生が取得するメリットはないと考えていませんか？
そう判断するのはちょっと待ってください！
FPは、早めに取得すればするほど多くのメリットが得られる人気の国家資格です。
私は金融機関に勤務してから取得しましたが、仕事や実生活で多くのメリットを得ることができました。
もし、あなたがFPを大学生で取得するならば、私より多くのメリットが得られるはずです。
しかし、社会経験のない大学生がそのメリットを自分で理解するのは案外難しいと思います。
そこで、現役金融マンである私MeoMeoの目線を通して、FPを大学生で取得するメリットをわかりやすくあなたにお届けします。
このFPは、一般社団法人金融財政事情研究所主催のファイナンシャル・プランニング技能検定に合格したFP技能士を指すよ
目次
⑴FPを大学生で取得すればメリット上昇
FPは「名称独占資格」ですが「業務独占資格」ではありません。
つまり、FP資格がなくてもFP業務を行える訳なのです。
ところが、FP資格がなければ「FP技能士」「ファイナンシャル・プランニング技能士」等を名乗ることはできません。
つまり、この「業務独占資格」でないところが「役に立たない資格」と言われる大きな理由です。
しかし、巷で言われているようにFPは本当に「役に立たない資格」なのでしょうか？
その点を以下で検証したいと思います。
1⃣マネー全般の基礎知識が身につく
日本では、学校教育の中で体系的なマネー教育が今まで行われてきませんでした。
そのため、誤解したマネー知識を持ったり、SNSで氾濫するマネー情報に混乱したりするケースが社会問題にもなっています。
そのような環境の中で、正確なマネー知識を得るには一体どうすればよいでしょうか？
SNS情報がすべて間違っているわけではないですが、体系的にマネー知識を学ぶには適していません。
その点、FP試験への挑戦は人生に関わるマネー知識を効率的かつ体系的に学べる絶好の機会となります。
またFPは試験範囲が膨大に広いため、多くのマネー情報を一気に得ることもできます。
《FP試験科目》
| 試験方法 | 試験科目 |
| 学科試験 | ①ライフプランニングと資金計画 ②リスク管理 ③金融資産管理 ④タックスプランニング ⑤不動産 ⑥相続・事業承継 |
| 実技試験 | 学科試験①～⑥の範囲に基づく応用記述試験 |
あなたが人生で関わるマネー情報をすべて網羅した試験範囲と言えます。
例えば、大学生のあなたに関わるマネー知識として、「教育ローン」「国民年金」等の支払いがあると思います。
あなたの身近な「教育ローン」「国民年金」に関する知識もFPの試験勉強を通して理解できるのです。
2⃣Myライフプランニングが作成できる
FP試験に「ライフプランニングと資金計画」という科目があります。
顧客のライフプランニングするための科目ですが、これはあなたのライフプランニングにも応用できます。
私はFP取得後、早速マイライフプランニング（以下、マイプラン）の作成を実行しました。
人生は結婚、出産、教育、マイホームとマネーが関わるイベントが目白押しです。
マイプランを作成する方法として、おおよそ生涯にかかるマネー総額を数値化します。
その総額を逆算することで、何歳でいくらマネーが必要か将来の貯蓄プランを立てるのです。
マイプランは人生の方向性を示す道標だよ
これから社会人生活が始まる大学生にとって、マイプランを立てるには最適なタイミングです。
マイプラン最大のメリットは、生涯のマネー総額から貯蓄プランを具体化することで「必要マネーの見える化」が図られることです。
これは、あなたのマネーに関する将来不安を和らげる効果があるのです。
3⃣投資に積極的になれる
FPを取得することが必ずしも投資の成功に繋がるわけではありません。
この点は十分誤解がないようにしてください。
しかし、FPの知識がマネーリテラシー（マネー知識を持ち活用する能力）の向上に少なからず貢献することは事実です。
つまり、その知識を活用することで自らの判断で投資に積極的になれるのです。
NISA積立を開始した大学生の動画ですが、ぜひご覧になってみてください。
FPの知識があれば投稿者の大学生のように、投資商品や制度を理解し、SNS情報を判断できるようになります。
そして、投資商品や制度についての理解が進めば、あなたの投資に対する姿勢がより積極的になってきます。
投資に対して積極性が増すことは、FPを取得するための重要なポイントだよ！
投資は長期間行うことで高いリターンを生み出す効果が高まります。
大学時代から投資を始めれば、長期の運用期間が約束され、生涯を通してあなたに大きなリターンをもたらす効果が見込めるのです。
4⃣多業界の仕事に役立つ
FP業務は誰でも行えるため、FPの資格保有が就職活動で有利には働きません。
しかし「金融」「不動産」「年金」「税金」等の分野は、試験科目に含まれる業務です。
そのような知識を持つことは、幅広い分野に応用でき役立つことは事実です。
例えば、金融業界では就職後FP2級の取得を推奨されるのは、その事実を証明していると言えるでしょう。
出世には、FP2級以上が必須と考えておいた方がいいよ
大学生でFP2級まで取得しておけば、金融業界では未取得者より一歩先をいけるのです。
また、転職する場合、金融業界以外でもアピールできる資格として役立つことでしょう。
5⃣ネット集客の道が拓ける
人間だれしも生きていくうえでマネーに関わる悩みや不安は尽きません。
SNSでもマネーに関する相談はいつも多くのアクセスを集めています。
FPを取得すれば、即マネー相談に対応できるほど実務に精通できるわけではありません。
しかし、そのような知識・経験を深めていくことでネット集客を図れるようになります。
具体的には、ブログによる広告収入やWebライターとしての活動などです。
現役の大学生が、webライターとしてSNSで積極的に発信している投稿も最近では珍しくありません。
この活動では、金銭的な利益だけでなく社会でも通用する活きた知識が得られます。
試験の知識をマネーリテラシー向上にも繋げる要素にもなるのです。
つまり、将来の社会生活に役立つだけでなく、副業や専属ライターとしての道も拓けるのです。
⑵FPを大学生で取得すればメリット上昇まとめ
あなたはFP（ファイナンシャルプランナー）を大学生が取得するメリットはないと考えていませんか？
そう判断するのはちょっと待ってください！
あなたがFPを大学生で取得するならば、多くのメリットを得られます。
その点のメリットについて、今回わかりやすくまとめてみました。
- FPを大学生で取得すればメリット上昇！
- マネー全般の基礎が身につく
- Myライフプランニングできる
- 投資に積極的になれる
- 多業界の仕事に役立つ
- ネット集客の道が拓ける
資格を取得すれば、それが即収入につながると考えがちです。
FPに関して言えば、即収入に直結する面は確かに低いです。
しかし、FPの知識はあなたの仕事や実生活のあらゆる場面で役に立ちます。
長い目でみればFP取得があなたの資産形成に多大な影響を与えていることに気付くでしょう。
だから、FPを大学生という人生の早い段階で取得するメリットが大きいのです。
あなたがFPを大学生で見事取得し、マネーにおける人生の成功者になることを心より願っています。
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